■マクロビオティックの法則【一物全体(いちぶつぜんたい)】
(1)身土不二(しんどふじ)
国産品で季節に合わせた旬の素材を用いる。
(2)一物全体(いちぶつぜんたい)
食物の総合的な栄養を考え、野菜は皮をむかずに葉も茎もひげ根も 全体を調理する。
(3)陰陽調和(いんようちょうわ)
食物の陰陽バランスを考え、体調に合わせて選択・調理する。
砂糖や動物性食品は原則的に用いない。
日本CI協会の理念より抜粋
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(2)一物全体(いちぶつぜんたい)
文字通り「まるごと食べよう」ということです。
マクロビオティックでメインとなっている玄米は、
籾殻(もみがら)をとったとはいえ、お米そのものですよね。
それに比べて白米は玄米からぬかを取ってあります。
そうすると、ぬかの栄養分はなくなっているわけです。
自然の状態、というのは丸ごとそのものなので
お米なら玄米を食べることになります。
では、野菜やお肉やお魚はどうなるの?って思いますよね。
野菜の丸ごとってどういう状態でしょう。
にんじんなら葉っぱが生えてて皮がついている…
そう、それを丸ごといただくのです。
にんじんなら皮をむかずに、葉も料理します。
ごぼうや大根も同様です。
もちろん、里芋の皮やたまねぎの皮についてはむきます。
レシピなどを参考になさってくださいね。
皮ごと食べるからこそ、素材にはこだわりたいですね。
オーガニック、無農薬のもの、減農薬のものを食べます。
マクロビオティックの調理はシンプルなので
素材によって本当に味が変わってきます。
美味しくないと続けられないので、少しずつ試してみてください。
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